学生を“変革の当事者”へ。
宿泊型の夏季インターン「RiSE」を支える設計と伴走
組織変革コンサルティングのリアルな仕事を体感できる、
宿泊型インターンシッププログラム「RiSE」を2026年も開催しました。
舞台は、昨年に続きハウステンボス。
実際の顧客であるハウステンボス株式会社様の組織課題を題材に、2回にわたり計60名の学生が参加しました。
学生たちは5日間かけて組織変革プランを練り上げ、最終日には同社の社長へ直接提案。
参加後のアンケートでは、参加満足度100%(※1)、選考希望率96%(※2)を記録しました。
では、その5日間で学生たちはどんな壁にぶつかり、どのように乗り越えていったのでしょうか。
プログラムを設計・運営した採用チームの3名に、
RiSEに込めた想いと、学生たちの変化について聞きました。
(※1)参加後アンケートで、プログラムに対して「大変満足/満足」と回答した学生の割合
(※2)参加後アンケートで、当社の本選考への参加を「希望する」と回答した学生の割合
話し手
- 川上 耕平(人事責任者)
- 山根 三弘(新卒採用リーダー)
- 永野 有佳理(RiSE2026の設計・運営を担当)
リンクアンドモチベーションのインターンシップ「RiSE」とは
リンクアンドモチベーションでは、学生に仕事の面白さや、
社会・企業の変革に向き合う醍醐味を体感してもらうため、3タイプのインターンシップを実施しています。
実際の顧客事例を題材に組織変革コンサルティングを体感する「SPiRAL」、
社会課題を起点に変革プランを構想する「UNiTE」、
そして、実在する顧客のもとへ足を運び、リアルな組織課題に向き合う「RiSE」です。
なかでもRiSEは、5日間にわたって実在する一つの企業に深く入り込み、
実際の企業情報のインプットや組織サーベイの分析、社員へのインタビューなどを通じて、
チームで組織変革プランを考え抜くプログラムです。
最後には、その提案を顧客の経営者へ直接届けます。
では、なぜRiSEは、ここまで実際の仕事に近い体験にこだわっているのでしょうか。
「仕事の面白さ」を伝えるために、とことんリアルを追求する
RiSEの最大の特徴は、架空のケースではなく、実在する顧客の組織課題に向き合うことです。
人事責任者としてプログラム全体を統括する川上は、
その背景に「リンクアンドモチベーションの仕事そのものの面白さを伝えたい」という想いがあると話します。
川上:
「夏のインターンシップで一番大切にしているのは、仕事の面白さや魅力を感じてもらうことです。
だからこそ、実際の仕事にできるだけ近いものを体験してもらいたい。
RiSEでは、リンクアンドモチベーションの仕事の一部である顧客への提案活動を、
そのまま体験してもらいます。
『実際の仕事ではこんなことをしているのか』『ここまで深く考えるのか』と、
経営に資する組織人事コンサルティングの難しさと、やりがい、楽しさを体感してほしいと考えています。」
題材を実在企業としているのも、その“リアル”を追求するためだと語ります。
川上:
「組織は、数字だけでは捉えきれません。
そこで働く人の感情や価値観、これまでの歴史、事業が置かれている状況など、
さまざまな要素が複雑に絡み合っています。
だからこそ、架空の設定では伝えきれない難しさがあります。
実在する顧客を題材にしたインターンシップは、世の中全体を見ても決して多くありません。
ハウステンボス様に全面的にご協力いただけるからこそ、ここまでリアルなプログラムが実現できています。
そうした実在の企業に向き合うときに必要なのは、ロジックだけではありません。
そこで働く人が何を感じ、何を大切にしているのかまで想像しながら考えることが求められます。
だから、RiSEで大切にしているのが『心と脳に汗をかく』ことです。
論理的に考える『脳』と、人の感情や想いに寄り添う『心』。
その両方を使って、目の前のお客様のために考え抜く。そんな経験をしてほしいと思っています。」
現地に足を運ぶからこそ、組織が見えてくる
そうした“リアル”をさらに深めるためにこだわっているのが、実際に顧客の現場へ足を運ぶことです。
RiSEは、4泊5日にわたって現地に滞在する宿泊型のプログラムです。
現場を見て、そこで働く人の声を聞き、仲間と議論を重ねながら、一つの企業について考え続ける。
日常から離れた環境に身を置き、顧客と課題に深く向き合えることも、宿泊型だからこその特徴です。
川上は、現地に足を運ぶことの意味をこう話します。
川上:
「実際のコンサルティングでも、人事や経営陣の方から話を伺うだけではなく、
自分たちで現場を見たり、そこで働く方に話を聞いたりしないと、組織を正しく理解することはできません。
だからRiSEでも、顧客の現場に行くことにこだわっています。」
期間中、学生たちはハウステンボス様から開示されたデータを読み解くだけでなく、
実際に園内を見て回り、現場で働く社員の方へのインタビューも行います。
単にケーススタディを解くのではなく、一つの企業に深く入り込み、
「自分たちなら、この会社をどう変えていくか」を考え抜く。
現場に触れ、人に向き合い、自分たちなりの答えを導き出す。
そのプロセスそのものが、RiSEで届けたい“リアルな組織変革”の体験です。
顧客にも、自分たちのチームにも向き合う
ハウステンボス様でのRiSE開催は5年目。
2026年は、学生により強く“変革の当事者”として向き合ってもらうことを意識して、プログラムを磨きました。
最終日に待っているのは、
ハウステンボス株式会社 代表取締役社長執行役員 CEOの髙村耕太郎様への直接プレゼンテーションです。
学生向けのワークとして取り組むのではなく、
一人のコンサルタントとして、顧客にどんな価値を届けるかを考えてほしい。
その姿勢を初日から明確に伝え、
ハウステンボス様の事業や組織について理解を深める時間もこれまで以上に確保しました。
学生たちは、定量データの分析や社員の方へのインタビューを重ねながら、
用意された正解のない組織課題に向き合い、自分たちなりの最適解を探していきます。
その過程では、顧客の組織を考えるだけでなく、自身のチームにも向き合う場面が生まれます。
採用リーダーの山根が、RiSEならではの変化を象徴するエピソードとして挙げるのが、あるチームの話です。
山根:
「『組織という切り口からのアプローチで、本当に会社の事業成果までつながるのか』と
疑問を感じている学生がいました。
そのチーム自体も、最初はチームの組織状態があまり良くなくて、
議論がなかなか前に進まない状態でした。
そこで2日目から3日目にかけて、『お互いに思っていることや疑問を、本音で話そう』と、
チームの関係性そのものに踏み込みました。
すると、本音で話し合ったことでチームの組織状態が良くなり、
最終的にはアウトプットのクオリティも上がっていったんです。
最初は『組織が本当に事業成果につながるのか』と疑問を持っていた学生が、
最後に『良いチームや良い人間関係が、ここまでアウトプットに影響するんだとRiSEで体感できました』と
言ってくれました。
私たちが大切にしていることを、頭で理解するだけではなく、自分自身で体感してくれた。
それがとても嬉しかったです。」
顧客の組織変革について考える過程で、自分たち自身も一つの組織として変わっていく。
組織の状態が変われば、議論が変わり、アウトプットも変わる。
顧客に向き合うだけでなく、自分たちのチームを通じて組織の力を実感することも、
RiSEだからこそ得られる学びです。
最終日、社長への提案。顧客のために考え抜いた5日間
正解のない組織課題に4泊5日で向き合うRiSEは、決して簡単なプログラムではありません。
宿泊型だからこそ、うまくいかないときも、
仲間と同じ時間を過ごしながら、課題にも自分自身にも向き合い続けられます。
そのため運営側は、難しい課題に挑んでもらうだけでなく、
全員が5日間を走り切れるように支えることも大切にしていました。
学生一人ひとりにメンターがつき、ワークの合間には1on1を実施。
組織人事に関するインプットや社員座談会なども設けながら、
進捗はもちろん、学生それぞれの状態にも目を向けます。
永野:
「チームとして良いアウトプットを出すことだけでなく、
一人ひとりが成長を実感できる5日間にしたいと考えていました。
1on1では、チームの中で抱えている不安を拾ったり、
『こう成長したいけれど、一歩踏み出せていない』という学生の背中を押したり。
最後に『参加してよかった』と思ってもらえるように、一人ひとりに目を向けることを大切にしていました。」
そして最終日、学生たちは5日間かけて練り上げた組織変革プランを、
ハウステンボス様の髙村社長に直接提案しました。
定量データを読み解き、現場を見て、社員の方の声を聞き、チームで議論を重ねる。
そうして考え抜いた提案に対し、髙村社長からは
「毎年クオリティが上がっていて、本当に楽しみにしている」
「組織だけでなく、ちゃんと事業と紐づけて提案してくれることが嬉しい」
という言葉をいただきました。
人事ご担当者からも、
「どれも大変参考になる内容で、勉強になりました。皆様のレベルの高さや熱意に刺激を受けました」
との声が寄せられています。
5日間を通じて変わったのは、アウトプットだけではありません。
運営を担った永野が印象的だったと振り返るのが、学生たちのハウステンボス様への向き合い方です。
永野:
「園内のグッズを身につけて歩き回るだけでなく、
最終日のプレゼンにもそのグッズを身につけて臨む学生がいました。
それだけ、ハウステンボス様のことを好きになっていたんだと思います。
ハウステンボス様について考え続けるうちに、
『この会社にどうなってほしいのか』『そのために自分たちに何ができるのか』と、
本気でお客様のことを考えるようになっていったんです。
その姿が、私たちコンサルタントがお客様に向き合う姿勢と重なって見えて、とても嬉しかったです。」
最初は一つの課題として向き合っていたハウステンボス様の組織変革が、5日間を経て、
「自分たちはこの会社にどうなってほしいのか」という自分たち自身の問いに変わっていく。
初日に伝えた「一人のコンサルタントとして、顧客に向き合ってほしい」という期待が、
学生たちの姿勢として表れた瞬間でした。
「心と脳に汗をかく」5日間を、学生たちはそれぞれの学びと手応えを持って終えました。
参加を検討している皆さんへ
2026年開催のRiSEは、選考倍率約100倍。
約8,000名の応募者の中から選考を突破した学生だけが参加できる、狭き門のプログラムです。
それでも、運営メンバーが多くの学生に挑戦してほしいと考えるのは、
単なる仕事体験では得られない、一つの企業、一つのチームに本気で向き合う5日間があるからです。
最後に、3名から、参加を検討している皆さんへのメッセージです。
永野:
「私自身も学生時代にRiSEに参加しました。
大学生になってから、本気で何かに挑戦する機会が減ったと感じていて、
高校の部活動や文化祭のように、仲間と同じ熱量で高い目標に向かう経験をもう一度してみたいと思っていました。
就職活動の中で、そんな経験ができるなら挑戦してみたい。
それが参加のきっかけです。
実際に、レベルの高い仲間と切磋琢磨しながら夢中になって取り組めたことは、
かけがえのない経験になりました。
参加する皆さんにも必ずそういう経験をしていただけるように、私たちも全力で届けます。
ぜひ期待して飛び込んできてほしいです。」
山根:
「5日間本気で考え抜いて、一つの企業の社長に提案する。
そんな熱中経験はなかなかできるものではなく、すごく成長できる機会だと思います。
しかも、ハウステンボスという非日常の空間で寝食を共にするので、仲間もできます。
成長と仲間、その両方が手に入る、すてきな夏の思い出になるはずです。」
川上:
「夏には、きっといろいろな会社のインターンシップに参加すると思います。
そのなかでRiSEは、実在するハウステンボス様の組織課題について考え、
最後には社長へ直接プレゼンできる、とても貴重な機会です。
参加のきっかけは、『ハウステンボスという場所に惹かれたから』でも、
『経営陣にプレゼンする機会を成長につなげたい』でも、何でも構いません。
参加してもらえれば、リンクアンドモチベーションの仕事を『面白い』と思ってもらえる自信があります。
少しでも興味がある方は、ぜひ挑戦して、ご自身の成長につなげてください。」
RiSE2026 実施概要
・イベント名:インターンシップ「RiSE」
・開催日:2026年8月24日~8月28日、8月31日~9月4日
・会場:ハウステンボス
・参加者数:合計60名
・参加者アンケート:参加満足度100%(※1)/選考希望率96%(※2)
(※1) プログラムに対して「大変満足/満足」と回答した学生の割合
(※2) 当社の本選考への参加を「希望する」と回答した学生の割合
今後のインターンシップの募集は、公式ページにてご案内します。
最新情報はこちらからご確認ください。
▶詳細は こちら
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